豊かな自然に囲まれ、数百年と続く朝市や酒蔵がある五城目町。 長い歴史で醸成された土地や地域の文化・様式を取り入れながら、「建てる・暮らす」の段階で環境負荷を抑え、地元のプレイヤーと協力することで、地域内で経済が循環することを目指しました。 森山ビレッジでは、デジタルを活かしたものづくり（デジタルファブリケーション）をはじめとしたテクノロジーを活用しています。 例えば建物のかたち。 日本の農村で多く見られた入母屋屋根、中門造りといった伝統様式を取り入れ、木材の3D加工機『ShopBot』で五城目の木材を切り出したパーツを模型のように組み立てていく工程を経ています。 木を切る人、組み立てる人、壁を塗る人・・・ かつて、日本の里山で民家を一棟建てるのに集落のみんなで協力し合っていたように、大人も子どももたくさんの人の手が加わって、森山ビレッジは誕生しました。 新しい時代の「みんなでつくる家」です。

秋田・五城目町のシンボル「森山」の裾野に立つ1棟貸しの宿。 最先端のデジタル技術を活かして建築された長家で、里山の自然や地域コミュニティとつながる循環型の暮らしを体感できます。

豊かな自然に恵まれた五城目町は秋田杉やお米の産地として知られるほか、500年続く朝市や江戸時代創業の酒蔵があり、今ではその環境の良さから子育てを目的とした移住先や起業拠点としても注目されています。 温泉やカフェ、ライブラリー、シェアオフィス、ランドリーなど、暮らしに必要なモノ・コトがギュッと揃ったこの町。縁あって森山ビレッジに訪れてくださった方が、まるで『暮らすひと』の一員になったような、五城目町を身近に感じてくれたらとても嬉しい。わたしたちはそう思っています。